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〈エドワード・アーディゾーニ展〉

(2015/07/04)

 銀座教文館で開催されている〈エドワード・アーディゾーニ展〉、いよいよ会期終了(7月13日)が近くなってきました。
 途中で展示替えがあるとのことだったので、わたしはフリーパスを購入し、2回観にいってきました。もう1回行けるといいな。

 わたしがアーディゾーニの絵と出会ったのは、小学生のころに買ってもらった『年とったばあやのお話かご』(エリナー・ファージョン作)。

年とったばあやのお話かご

 翻訳者などをしているわりにわたしは本に対する執着がなく、手放してきてしまった本が多いのだけれど、『年とったばあや~』はひとり暮らしを始めたときに実家から持って出て、いまも手元にある数少ない本の一冊です。

 アーディゾーニの絵については宮崎駿さんが『本へのとびら』のなかで触れられています。

「この人の描く愛らしい絵は、幼児の世界にぴったりです。(中略)こういう風にペンで描くのかと参考になりました。後の時代に出てくるペン画のようにギスギスしていないんです」




 アーディゾーニの挿絵が好きと言いつつ、彼自身の著作については知らなかったわたくし(汗)。『チムとゆうかんなせんちょうさん』のことも5月の東東京読書会でアーディゾーニ・ファンの参加者さんから教えていただきました。
 展覧会では『チムとゆうかんなせんちょうさん』の初版完全復刻版が展示されていたり、『マローンおばさん』も一部複製による原画を見ながら物語すべてを楽しめたりと、本当に充実した内容になっています。
 後期日程で展示の『Lucy Brown and Mr.Grimes』もとてもかわいくて、なおかつ心温まる話でした。

 アーディゾーニのファンの方はもちろんですが、「ああ、こういう昔懐かしい感じの絵好きだな」という方もぜひ! アーディゾーニの絵に魅了されて彼の作品を蒐集された佐藤英和さんの思いや展覧会関係者の方々の思いが満ちているのか、会場にとてもいい空気が漂っている気がしました。


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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
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