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《42 世界を変えた男》



《42》は大リーグ初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンの人種の壁との闘いを描いた映画だ。
こちらの写真の真ん中がジャッキー・ロビンソンの奥さん、レイチェルさん。
映画のプロモーションで来日されていたから、テレビなどでご覧になった方もいらっしゃるだろうか。
91歳にして、この背筋の伸びっぷり! 日本には日野原重明さんというスーパーマンがいるけれど、彼が91歳のころと比べても、勝るとも劣らないないのではないかな。映画で彼女のことがとても魅力的に描かれていて気になっていたのだが、インタビュー記事を読んでもやはりすてきな女性のようだ。
ご主人の死後は財団を設立し、マイノリティが社会で活躍の場を得られるよう運動したりしているとのこと。

《42》は野球ファンじゃなくても、アメリカの歴史に興味がある人なら、観ておもしろいはず。
わたしは2時間が短く感じられたし、何カ所か涙腺を刺激された。映画に描かれている以外にも、もっとひどい侮辱を受けたり、えげつない脅迫状が送られてきたことがあったはずだと考えるとね……。この映画は観る側にそういう想像の余地を残しているところがよかった。
ロビンソンにかかわる人々の描き方は少し類型的かもしれない。でも、この作品の場合はそれがいやじゃなかった。題材からして教科書的になりそうなところを絶妙のさじ加減で抑えているというか。監督/脚本のブライアン・ヘルゲランド、好きかも。
インタビューで、レイチェルさんは「日本のファンのみならず(この映画を見た)全ての人たちに、アメリカの歴史上の事実を知っていただきたい。色々と感じて欲しいし自分の体験と照らし合わせて欲しい」とおっしゃっている。まさしくそういう映画になっていたと思う。

劇場によってはそろそろ上映終了だったりするようなので、ご興味のある方はお早めに。
上映館はこちら
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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
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