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JBのイメージ一新

(2014/07/22)
 JB――ジェイムズ・ブラウン――というと、わたしは映画《ロッキー4》の主題歌となったLiving in America を最初に思い出します。彼を知ったのがこの曲のPVでだったから。80年代以降のJBは奥さんに対するDVをはじめとして数々の警察沙汰を起こしていたので、お騒がせ有名人の筆頭というイメージを持っていました。日本では“ゲロッパ!”とか“どことなくオバさんぽい風貌”とか、ちょっとふざけた話題で取りあげられることも多かったですし。
 ところが、1968年にキング牧師が暗殺されたとき、全米で抗議の暴動が多発するなか、彼がコンサートを行ったボストンだけは、彼の呼びかけで暴動発生を免れたという逸話があることを今年になって知りました。Inter FMの〈バラカン・モーニング〉で聞いたのだけど、これ、音楽ファンのあいだでは有名な話だとか。みなさんはご存じでしたか?

 こちらはピーターさんが番組ウェブサイトで紹介していたリンク。キング師暗殺の翌日、JBがひらいたコンサートに関する特集番組の映像が見られます。特に下の2本を見ると、ほかの都市で起きた暴動の激しさ、緊迫感がわかると思います。





 JB自身、当日ステージにあがるには身の危険があったそう。実際、↑の映像には興奮した観客が多数ステージにのぼってしまって、それをJBが落ち着かせるという場面が映っています。彼はコンサート開始前から「平静を保つことでキング牧師を称えよう」と訴えていて、このコンサートの様子がテレビで生中継され、市民がそれを視聴するために家に留まったことが暴動抑止につながったと言われているそうです。
 
 アメリカで公民権法が制定されたのは1964年なので、今年でちょうど50年なんですね。マイケル・ジャクソンが亡くなったとき、彼は1958年生まれだったと知り、つまりマイケルが幼いころはまだ公民権法が成立していなかったんだと愕然としたのを憶えています。公民権運動ってそんなに遠い昔のことではないんですよね。
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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
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