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The Garden Party を聴いてみた

(2014/04/10)
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 オーディオブックでKatherine MansfieldのThe Garden Partyを聴いてみました。

 この作品、大学1年の講読の授業で取りあげられたのだけど、当時は少しもおもしろいと思えなかった。でも、ずっと心の隅っこに引っかかっていて、朗読だとなんとたった36分だというので聴いてみたんです。そうしたら……。
 ええー、こんな話だったっけ? どうして、これをおもしろいと思わなかったんだろう? と、驚きました。
 ガーデン・パーティの準備の様子が描かれていて、主人公は10代の女の子という記憶ぐらいしか残っていなかったんですが、花などの情景描写が美しいし、主人公(ローラ)の心の動きが繊細で、大学1年生で読むのにぴったりの作品。いや、若いころ読むのにぴったりと思うのは、自分がいまの年齢になったからかもしれないけれど。
 授業の際、この作品をおもしろいと思えなかった理由ははっきりしています。わたしの英語力が圧倒的に不足していたんですね-。浪人中に予備校で仲よくなった友達に英語好きの人が多くて、なんとなく英語が得意科目になったものの、わたしは大学に入るまで英語で話した経験がゼロと言ってよかった。ところが、The Garden Partyが課題になった講読は英語で行われる授業のひとつで、わたしにとっては最初、本当にきつかったんです。
 課題も「もっと有名な作品がいいなあ」なんて思ってました。キャサリン・マンスフィールドの「園遊会」は充分有名な作品だって!(苦笑)
 今回、再トライしてみて、先生がすてきな作品を選んでくださっていたことにやっと気がつきました。29年(!!)もたって。とほほ~。

 キャサリン・マンスフィールド、もっと聴いてみたい、と思い、こちらのオーディオブックを買ってみました。しかし、前知識のまったくない短篇は話が追いづらいようなので、Kindle版Collected Short Stories by Katherine Mansfieldも購入。どちらも1ドルしませんでした。
 こういう「やり直し○○」みたいなことをしたくなるのって、年齢のせいもあったりするんでしょうか?

 ところで、わたしが世話人のひとりをしている東東京読書会の第6回が5月10(土)に開催されます。詳しくはこちらをご覧になって下さい。課題書はキャロル・オコンネルの『クリスマスに少女は還る』。これはごくごく個人的な感想ですが、ロバート・マキャモンの少年時代〈上〉 (ヴィレッジブックス)などが好きな人は楽しめるんじゃないかな~。ミステリの枠にとどまらない作品です。世話人3人は完全なるボランティア。ご興味おありの方はお申し込みくださいませ。残席わずかとなっています。

 あ、トップの画像は先日、皇居乾通りの一般公開に行ったときのもの。今年は紅葉シーズンも公開されるそうです。
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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
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訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

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