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ワニ町5巻訳了

(2022/4/29)
 なんか本当にあっという間にゴールデンウィーク突入なのですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。わたしは通称ワニ町5巻が訳了し、ほっとしているところです。

 ワニ町といえば、このページをご覧になった方から、カーターのビジュアルに関して驚きの声があがっているようです(笑)。

 あのページに載っているカーターの写真にはわたしも最初、驚きました。ああいうタイプは想像していなかったので。で、作品もユーモアたっぷりのデリオンさんだから、遊び心というか、ファンのみなさんに笑ってほしいという気持ちから、あの写真を選んだのかなと考えていました。

 アメリカのロマンス小説では、ヒーローについて "tall, dark, and handsome(長身、黒髪、ハンサム)"という表現がたびたび使われるのをご存じの方もいらっしゃるかと思います。日本人からすると(?)意外なほど、ヒーローの金髪比率は低い印象。あと、表紙には本当にセクシーな男性が描かれていること多し。あのカーターのイメージ写真は、まさにそういう男性のひとりという気がします。

 訳者としては、もともと自分の頭のなかで想像していたカーターに加えて、あのイメージ写真のようなカーターがおばあちゃんふたりとフォーチュンに振りまわされているところを想像するのも楽しくなってきている今日このごろ。この“カーターのビジュアル問題”に関しては、みなさんの感想・ご意見をくわしくうかがってみたいところでもあります。

 さて、5巻には毛皮族と人間両方の新キャラクターが登場し、相変わらずハチャメチャな物語が繰り広げられます。そして、邦訳既刊よりもさらに短期決戦!な感じです。シリーズ既読のみなさまには刊行を楽しみにお待ちいただければ。今度はどんな表紙になるのか、どの場面/キャラクターが描かれるのかも楽しみですよね!


 世界情勢がたいへんなことになっているいまは、読む本を選ぶのがむずかしい時期でもあると感じています。ここで以前のブログ記事でも引用したジャナ・デリオンさんの言葉をあらためて紹介します。

 わたしにとって、本は退屈や悲しみ、そのとき向き合いたくない感情から逃避する手段でした。本を書こうと決心したとき、それまでわたし自身が多くの作家から与えてもらったのと同じような逃げ道を、ほかの人たちに提供できればと思いました。

 コロナ禍が始まったころもそうでしたが、個人的にこのシリーズには精神的に本当に救われています。「いまの現実つらいな」と感じたとき、デリオンさんの作品はもしかしたら、ほんの少しでも心の健康を保つ方法のひとつになるかもしれません。


↑3月27日に発売になったシリーズ22巻原書。本国では発売後すぐCozy Mistery などのカテゴリで1位になっていました。発売後一カ月がたったいまでもCozy Mistery の5位、レイティングの数が3,700超えと人気のほどがうかがえます。

このコメントは管理人のみ閲覧できます

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17:08

島村浩子

ブログ、おもしろそうな作品がいっぱい紹介されていて、今後の読書の参考にさせていただこうと思っていました。
デリオンさんのシリーズ、ご夫婦で楽しんでいただけてとっても嬉しいです! ありがとうございます。
5巻も近いうちに刊行される予定です♪ カーターが大変なことになったり、活躍したり。脳内でいろいろ想像しながらお読みいただければ。一冊でも長くご紹介できるようにがんばります。

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21:13

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11:27

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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
Instagram:@reepicheeph
Fedibird(マストドン):@rhiroko
Bluesky:@rhiroko
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訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

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