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〈ME AND MY GIRL〉

(2016/07/11)

 むむむ、間隔が空くのが続いてしまいました。もっとサクサク更新したいんですけど。さて、きょうは先日観てきた宝塚花組の〈ME AND MY GIRL〉について少し。

〈ME AND MY GIRL〉は30年ほど前、語学研修という名目(笑)でロンドンに滞在していたとき、「せっかくだからまずはイギリスらしいミュージカルを」と最初に観にいった作品。ところが、なんと幕が開いたあとに機材トラブルが起き、その日の公演は中止に! 後日、チケット振り替えで最後まで観ましたが、劇場支配人(ぽい人)が説明のために舞台に出てきたときに「これも演出の一部???」なんて思ってしまった間抜けな思い出があります(苦笑)。

 宝塚版を観てから、昔買ったプログラムを出してきてみたら、衣装やら演出やらウェストエンドのオリジナルに驚くほど忠実だったことがわかりました。

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 で、花組の舞台がどうだったかというと……もうねー、とってもよかったです!!!



 あらすじや登場人物については、冒頭のリンク先に詳しく載っているので、そちらをご覧になってください。とにかくトップさん、二番手さん以外も見せ場があって、すみずみまで楽しめました。これは元の脚本がいいせいもあるでしょうが、みなさん楽しんで演じているのが伝わってくるし、歌の完成度も高かった気が(特にマリア公爵夫人役の仙名さん——でよかったかな?)。キャラクターとしてコミカルで面白かったのはヘアフォード家の弁護士、バーチェスター。わたしたちが観た日は柚香光さんでした。今回はいくつかの役が役替わりで楽しめるんですけど、違う組み合わせも観たかったな〜。
 エンディングでは急に涙がボロボロこぼれて、自分でもびっくり。主人公のビルと恋人のサリーが別れを余儀なくされそうになりつつも……というハッピーエンドだし、そこまで切なさが強調されていたわけでもないのに。終演後、ご一緒したWさんに話したら、Wさんも涙腺を刺激されたとか。楽しく幸せな作品でも、感動すると泣けたりしますよね。そして、感動したのはやっぱりエンターテインメントとしての完成度の高さ、明日海さん演じるビルと花乃さん演じるサリーの温かかったり、けなげだったりするキャラクター作りがしっかりしていたからではないかと思います。
 ミュージカル本篇がたっぷりだったからしかたないんですけど、フィナーレというかレヴューももっと長かったらなあなんて思ってしまった。いつまでも観ていたい、そんな舞台でした。




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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
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