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翻訳書ドミノ 第18回

 きょうは翻訳書ドミノの第18回です。前回の『ボーイ・ミーツ・ボーイ』から「著者がデイヴィッドさん」つながりで『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』へ。



 先週、日比谷図書文化館で開かれている〈祖父江慎+コズフィッシュ展〉に行ってきたのですが、そのとき「そういえばわたし、祖父江さんがブックデザインを担当した本て持ってないかも……」なんて考えながら歩いていたら、ありましたありました。会場で展示されていたうちの一冊、それが本書でした。そうかそうか、このかっちょいいブックデザインは祖父江さんだったのか……気づいていなかった(忘れていた?)わたし(苦笑)。

 展覧会には平日の夕方に行ったのですが、なかなかのにぎわいぶり。休日は混んでたりするのかな?
 展示は祖父江さんがブックデザインを考えるときのメモや校正刷りなどもあって、おもしろかったです。「わ、ここまでこだわるんだ」とか、おどろく部分もあり。わたしは印刷や製本に関する知識がないんですが、知識のある人が見ると何倍も楽しめるんだろうな〜。

『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』は糸井さんが監修・解説となっていて、冒頭に推薦の言葉が寄せられていることからもわかるとおり、ほぼ日が好きな人と親和性の高い本だと思います。
 この本、2011年刊行なんですよね。冒頭の文章に3月11日の大震災への言及がありました。

 日本は、もう、それ以前には戻れない。だったら、戻るんじゃなくて、「横へ向こうへ、前へ後へ」の精神で、新しい道を歩んだらどうだろう。
 上を向いて歩くのはいいけれど、上をめざしてばかりというのは、どうもちがうみたいです。
(中略)
 日本の未来を育てるための人やネットワークが、あちこちに芽吹いているような気がします。
 偶然ですが、そんな時期にこの本が日本で発売されるのは、なんだかとてもいいことだと思います。


 本書に関係して書いておきたいのは、著者のひとりで「デイヴィッドさんつながり」のデイヴィッド・ミーアマン・スコット氏の著作、World Wide Rave: Creating Triggers that Get Millions of People to Spread Your Ideas and Share Your Storiesという本の存在。こちらKindle版がずーっとフリーで公開されてます。この本について知ったのは、『グレイトフル・デッドに〜』の訳者であり、ミセス・スコットでもある渡辺由佳里さんのツイートでだったかと思います。もうね、おもしろくて、たしかひと晩で一気読みでした。んでもって「わたしもブログをやろう」と決めたのです。あとでうかがったのだけど、由佳里さんがブログを始められたのもこの本がきっかけだったとか! 企業などでなく、個人レベルでも参考になるところが多い本です。こちらも邦訳が出ればいいのに。




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プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
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