FC2ブログ

01

24

コメント

人生最大(級)のピンチ

(2016/01/24)

*閉所が苦手な方はお読みにならないほうがいいかもしれません*

 ちょうど10日前の1月14日午前中、自宅トイレに閉じこめられました。ドアを閉めた瞬間「ん?」な違和感があり、それっきり開かなくなってしまったのです。
 せまいところが苦手とか、そういう意識はこれまでなかったのですが、ドアが開かないとわかるなり、トイレが急にせまく感じられ、圧迫感もおぼえました。
 でもね、最初は覚悟を決めてドアをこわせば出られると思っていたんです。
 ところが、そんなに簡単な話じゃなかった。

 トライした順番どおりじゃありませんが、やってみたことは以下のようなこと。
・ドア体当たり→体の小さいわたしでは狭い場所でいきおいがつけられなかったこともあって、ドアびくともせず。
・隙間掃除用に置いていた菜箸をドアと戸枠のあいだにさしこもうとする→予想どおり、菜箸バキッと折れる。
・ドアを叩いたり、蹴ったり→やはり効果なし。
・ドアノブにぶらさがってみる→全体重かけたつもりなのになにも起きず。
・奥の壁に腰(背中)を当て、ドアに足を突っぱって押す→ドアがたわんで、戸枠とのあいだに空間ができたのでそこにスリッパをはさむ。これでとりあえず閉所感は緩和。
・ドアのデザインでまんなかだけ違う(薄めの)板が張ってあるところを蹴る→この板はわりと簡単にはずれた。でもできた空間がせますぎて、そこからは出られない。ただし、古いMDウォークマンが処分するために近くに置いてあり、それに手が届いたので、それをトイレに引き入れて分解。でも、素手で分解できるってことはやわらかい部品がほとんどで使えなかった……。

 当然ながら一番に考えたのは「スマホを携帯していれば!」ということでした。特にこのときはスマホで英会話のオーディオブックを聴きながら掃除中だったので、トイレのまえに掃除した洗面所(廊下をはさんでトイレの反対側)にスマホが置いてあったのです。エンドレス再生にしてあったから、閉じこめられているあいだも聞こえてくる英会話のフレーズ。でも、スマホまでは手が届かない……。

 結局、2時間くらい閉じこめられていました。最後は、何度もやってみてだめだとあきらめていた「ハンドルがちゃがちゃ」が功を奏し、ドアが開いたというあっけない幕切れでした。でも、いまふり返ると、あのとき出られてほんとよかった。頭のなかでは長期戦になった場合のシミュレーションもしていたんですが、よくても3、4日見つけてもらえない(出られない)可能性があったので……。

 登場人物がトイレに閉じこめられる本を訳したことはあったけれど(TSSファンの方はもうどの本かおわかりですね……)、まさか自分が同じ目に遭うとは。ただ、トイレから出られたあと、来てもらった駆けつけサービスの建具屋さんによると、じつはそんなにめずらしいことでもないそうな。その方だけでも年間に数件は担当するとか。じっさい、このハプニングの二日後に会った同業者さんも、わたしと同じような経験をしていて、彼女のほうはトイレ内にあったあるモノを利用して脱出に成功したのだと聞きました。

 トイレまで携帯を持っていく人は少数かと思いますが、肌身離さず持ってるとやっぱり安心だよなあと今回思いました。建具屋さんによれば、今回のわたしのようなケースだと、自力で外に出るにはなんとかドアをこわすしかないだろうとのことでした。

 掃除と並行して洗濯もしていたので、閉じこめられている途中、洗濯機から「お洗濯おわりました〜」の合図の「ピーッピーッピーッ」という音が聞こえたのがむなしかったです……でも、キッチンで火を使ってる最中じゃなくてよかった……。
(今回は「……」多めでお送りしました)

IMG_0135.jpg
↑問題のトイレドア。いまはまだ部品を取り寄せていないので応急処置のまま。

IMG_0136.jpg
↑真ん中が蹴破ったところ。



*追記*
 ツイッターでいただいたレスを拝見して思ったのは、ふだんからひとりのときはドアを完全に閉めないようにしておくのがいいのかなということ。トイレにかぎらず。すでにそのようにしているという方もいらっしゃいました。
 地震のときも戸枠がゆがんだりしてドアが開かなくなるキケンが指摘されてますよね。わたしは地震が起きると玄関ドアか窓を開けるようにしていたのですが、こちらは開け方が足りなかったなと今度の経験で反省し、今度から窓をじぶんが通れるぐらいは開けるようにしようと思いました。玄関ドアはストッパーをしないともどってきてしまうので。




管理者にだけ表示を許可する

この記事のトラックバックURL

http://rhiroko.jp/tb.php/119-315a2906

プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
Instagram:@reepicheeph
Fedibird(マストドン):@rhiroko
Bluesky:@rhiroko
タイッツー:@rhiroko
訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

QRコード

QR

*32*

Designed by

Ad