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「いきものづくしものづくし」刊行記念講演会

(2021/5/11)

 前回ちらっと書きましたが、3月14日に銀座教文館ナルニア国で開かれた「いきものづくしものづくし」刊行記念講演会に行ってきました。感染拡大防止のため、本来なら100名収容できるウェインライトホールで募集人数を半数ほど(40名だったか60名だったか失念)に減らし、講演会中は窓を開けはなつという対策も行って開催されました。

 この講演会に参加したいと思った理由に、ナルニア国主催の講演会としてはとてもひさしぶりの開催だったことと、なごやかな雰囲気のなかに身を置きたいという気持ちがありました。ナルニア国のイベントや展覧会には前にも何度か足を運んだことがありますが、会そのものが楽しいだけでなく、毎回なんというか会場に“よい氣”が漂っているように感じるのです。

 さて、「いきものづくしものづくし」ですが、担当編集者さんのお話では「子どもたちに、自分たちが住んでいるのはすばらしいところなんだ!と知ってもらいたい」という気持ちがあったそうです。図鑑だと文字情報が多くなるけれど、このシリーズは「絵でたくさんのものを一度に眺められる」「たくさんの不思議との出会いがある」本にしたかった、(ひとつのことを掘りさげていくのに向いているインターネットとは違って)「一冊のなかにいろんなものを載せて、知りたいものがいろいろ出てくるような本」を目指したというようなお話がありました。さらに各ページの絵をどのように工夫したか、画家さんとのやりとりなどの裏話などもうかがうことができ、大人のわたしもわくわくしたり、温かい気持ちになったりして帰ってくることができました。

 このシリーズは一般には今年の3月から販売がスタートしたのですが、幼稚園・保育園向けには昨年から先行販売されていて、園児にはすでに大人気なのだそうです。講演会当日は参加者のなかに幼稚園の園長さんがいらして、子どもたちがどんなふうにこの絵本を楽しんでいるかを最後の質問コーナーで語っていらっしゃいました。そして驚いたことに、その園長さんが前の記事で取りあげた『わたしはなぜファンタジーに向かうのか』や「ガンバの冒険シリーズ」の著者である斎藤惇夫さんだったのです。いまは幼稚園の園長先生をしていらっしゃるんですね。福音館のOBでもある斎藤さんは、すばらしい絵本シリーズを企画・刊行された後輩編集者さんに花束のプレゼントを持っていらっしゃってました。

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↑ミニパンフレットから8巻「パン」の写真。パン好きの人は大人でも楽しめそうです。とってもおいしそうな絵! 8巻はほかに「もりのどうぶつ/あきにひろえるきのみ きのたね/ちょうのもよう/とりのあし/くるまのれきし/ちず」が掲載されているとのこと。

 講演会後はナルニア国に寄りましたが、それは岩波少年文庫ブッククラブの継続申し込みが目的でした(申し込みはメールやファックスでもできます)。いつも手書きメッセージを下さるKさんは講演会で司会もされていて、継続手続きのときに少しお話ができたのが嬉しかったです。

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↑先月、早速届いた1冊目。と、スタンプラリーコンプリートでいただいたブックカバーとミニカード。ブッククラブは途中参加もありですよ。

*5年ほど前にやはりナルニア国で開催された講演会〈島本脩二氏&森枝卓士氏ダブルトーク“取材裏話 『ミャンマー』ができるまで〉についての記事もよろしければお読みになってください。
ミャンマー市民支援のためのクラウドファンディングの結果についてもよろしければ。ミャンマーではきびしい状況が続いているようですが、こういう支援を始めてくださる人たちがいて本当によかった。

プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
Instagram:@reepicheeph
Fedibird(マストドン):@rhiroko
Bluesky:@rhiroko
タイッツー:@rhiroko
訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

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