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ありのままの私(ミュージカル〈ラ・カージュ・オ・フォール〉)

(2018/04/01)

 ミュージカル〈ラ・カージュ・オ・フォール〉を観てきました。この舞台「今度が最後詐欺」と言われているらしい。うん、確かにわたしも前回(2015年)の上演の際に「市村正親×鹿賀丈史のコンビはこれが最後!」というような(宣伝)文句を見た気が。でもそのときは行けなくて「ああ、残念だったなあ」と思っていたのです。だから今回の公演が発表されたとき「あれ、やるんじゃん」と思ったのを覚えてます(笑)。ともあれ、今回はなんとか行けて本当によかった。あ、この作品を観るのは初めてだったんです。

 幕間にロビーで近くにいた人が「元気になる〜」と言っているのが聞こえました。2018年初の話題をさらった映画〈バーフバリ 王の凱旋〉も「元気」という言葉が感想のキーワードだった気がします。お客さんを元気にできる娯楽作品はやっぱり強いですね。

〈ラ・カージュ・オ・フォール〉はずっと変わらない出演者が何人もいて、アドリブも多そうで、みんなが楽しんで演じているのが伝わってくる舞台でした。
 全体的にコメディ色が強いんですけど、一幕ラストで市村さん演じるザザが『ありのままの私(I AM WHAT I AM)』を歌う場面はもう大感動。その後数日間、英語版だけどI AM WHAT I AMをヘビロテし、外を歩いているときにもうっかりすると鼻歌で歌ってしまったりしました。


↑いまより若い市村さんが歌う『ありのままの私』。舞台で、物語の流れのなかで聴くとさらによいです!

 わたしは18:30スタートの公演を観にいったんですが、春休みに入ってたからかな、子どものお客さんがいたらしく、市村さんが客席降りの際にいじってました。帰宅してから思ったんですけど、子どものころにあの舞台を観て、『ありのままの私』を聴いたことのある人は、あの舞台を観たことのない人と比べて多様性や自分らしい生き方ということに対する考え方が明らかに違ってくるんじゃないかなあ。
 以前〈Starlight Express〉のLight at the End of the Tunnel を聴きながら、「この曲を小さいときに聴いた子は人生で壁にぶつかったとき、聴いたことのない子より強くなれるんじゃないか」と思ったことがあったんですけど、そのときに似た感じ。わたしが〈Starlight Express〉を観たのはばりばり大人になってからですが、つらいときにLight at the End of the Tunnel を何度も聴いたことがありました。

 去年〈パジャマ・ゲーム〉で北翔さんと共演した新納さんがナイトクラブの踊り子シャンタル役で出演。2015年のブログ記事を読むとザザ役を目指していらっしゃるのかな。
 とにかく観客を楽しませ、元気を出させてくれる作品なのでまた再演されるのは間違いなし。ほどよいユルさもあって本当におすすめです。未見の方は再演の際にぜひチェックしてみてください。

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↑ロンドンで〈オペラ座の怪人〉を観てファンになったデイヴ・ウィレッツのアルバム。このCDに I AM WHAT I AM が入っていたのがきっかけで〈ラ・カージュ・オ・フォール〉に興味を持ったのでした。20年以上たってやっと観られた〜。

プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
Instagram:@reepicheeph
Fedibird(マストドン):@rhiroko
Bluesky:@rhiroko
タイッツー:@rhiroko
訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

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