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『ジョージと秘密のメリッサ』刊行から1年

(2017/12/24)



 アレックス・ジーノ『ジョージと秘密のメリッサ』(偕成社)が刊行されてから今月で一年がたちましたが、最近になって嬉しいことが三つありました。きょうはそのご報告と、わたしがこの作品を訳すことになったきっかけについてお話したいと思います。

 まずはご報告のほうから。

はじめての海外文学 vol.3一冊に選んでいただきました
 推薦してくださったのはこだまともこさんです。あらためて、すばらしい作品の翻訳を担当させていただいたんだなあとひしひしと感じました。作品中で主人公が新たな一歩を踏み出すきっかけになる『シャーロットのおくりもの』(E・B・ホワイト著/さくまゆみこ訳/あすなろ書房)もフェアの推薦書となっているため、二冊を近くに置いてくださっている書店さんもあるようです。



BOOKMARK 10号「わたしはわたし、ぼくはぼく」の回に取りあげていただきました!
 創刊当初からすてきな冊子だなと思い、拝見していた冊子に、拙訳書を載せていただく日が来るなんて。10号の巻頭エッセイは松田青子さん。掲載されている作品のなかには買ったまままだ読めていない本もあるので、年明けになりそうだけど読むぞ!

2017年やまねこ賞読み物部門第3位になりました!
 児童書に関する調べものをしていると、必ずといっていいほどやまねこ翻訳クラブのウェブサイトにたどり着きます。わたしも2年ほど前から会員になりましたが、入会後はとりわけ、みなさんの精力的な活動とクラブのマネジメントのすばらしさを目の当たりにして刺激を受けています。そんなクラブの賞で上位に入ることができて感激でした。いただいたコメントは嬉しくてうるっとしてしまった。

 さて、わたしと GEORGE の出会いですが、ジョン・グリーンのこちらのツイートを見たのがきっかけでした。
 リンク先のレビューを読み、その時点ではまだ本が発売になっていなかったため、偕成社の編集者さんに「もしまだ検討していなかったら、ぜひリーディングをさせてほしい」とメールをして……という流れです。
 先に検討を始めていた出版社があったはずなのですが、結局見送ることにしたらしく、最終的なゴーサインが出るまでにはそれなりに時間がかかったものの——その間はこちらの記事に書いたとおり、祈るような気持ちで待っていました——嬉しいことにわたしが翻訳を担当できることになりました。
 わたしはジョン・グリーンをフォローしていたわけではないので、彼のツイートはたまたま目にしたんです。だから、本当に幸運だったとしか言いようがありませんが、何人かの方にこの作品との出会いについてお尋ねいただいたので書いてみました。
 またこういう運や縁に恵まれることを祈りつつ、よい作品を探していければいいなと思っています。

☆関連記事☆
GEORGE を訳すうえで参考になった本
GEORGE を訳すうえで参考になった本 その2
『シャーロットのおくりもの』
翻訳書ドミノ 第19回(E・B・ホワイトの『白鳥のトランペット』(松永ふみ子訳・福音館書店刊))

プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
Instagram:@reepicheeph
Fedibird(マストドン):@rhiroko
Bluesky:@rhiroko
タイッツー:@rhiroko
訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

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