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毎日新聞の夕刊コラム〈憂楽帳〉にて紹介されました♪

(2015/06/28)

 6月26日(金)毎日新聞の夕刊コラム〈憂楽帳〉にて拙訳『薔薇のウェディング』の著者スーザン・ブロックマンのことが紹介されました。まだお読みになっていない方はぜひリンク↑をクリックしてくださいね。
 
 執筆者である毎日新聞社の齊藤希史子さんから版元のヴィレッジブックスへご連絡をいただいたのをきっかけに、今回はブロックマンとメールのやりとりをする機会に恵まれました。というか、まだ過去形ではなく、継続中なのですが、その件についてはもう少ししたら別記事で書きたいと思います。

 きょう書きたいのは「やっぱりプロは違う!」ということ。
 上記のコラム、ネットではなく実際の新聞紙面で見ると特に字数が限られているのがよくわかります。でも、情報はたっぷり盛りこまれてますよね? ブロックマンの著作をご存じの方はおわかりになるかと思いますが、同性婚の問題は彼女にとって非常に大切な問題であるので、今回もらったコメントの分量もかなりのものだったのです。その分量を知りながら、齊藤さんの記事を拝見すると、「あ、あの言葉をここで使うのか!」「あれもこれも取り入れられてる!」と何度もうなってしまうのです。
 まあ、しまりのない文章を書いてる自分と比べるな、なんですが(汗)。簡潔な文章の力を思い知りました。
 
 このコラム記事が掲載された日に、アメリカでは同性婚が全州で合法化されました。刊行時は渋谷区の条例成立、そしてジェイソン(ブロックマンの息子さん)の婚約とも重なりましたし、本書は何か“持ってる”かも?




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〈パレードへようこそ〉

 先月、〈パレードへようこそ〉を観てきました。いい映画でした! 〈リトル・ダンサー〉と〈ブラス!〉がよく引き合いに出されているけれど、〈フル・モンティ〉が好きな人にもストライク・ゾーンだと思います。イギリス映画って労働者階級のヒューマン・ドラマ(温かくて感動的でユーモアもある)を作るのがうまいなあとあらためて感じました。
 きょうはその出演者について少し。

 出演者はみんなすごくよくて、ビル・ナイはもちろんとてもうまかったのですが、今回わたしが特にいいなあと思ったのはTVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」でモリアーティを演じているアンドリュー・スコット。モリアーティ役の彼にはわたしはあまり強い印象を受けなかったんですけど、今回のゲシン役は目の表情がなんとも言えず。ゲシンは炭鉱町の出身で、ゲイであるためにつらい思いをさせられた旧弊な故郷にわだかまりがあり、最初は炭鉱労働者を支援する運動にそれほど乗り気ではなかったんですよね。でも、友人たちと一緒に支援先の炭鉱を訪れることになり、そのときに彼が見せた失望を予期しているような緊張と不安の表情は強く心に残りました。彼が出演している〈ジミー、野を駆ける伝説〉、劇場公開時に見にいけなかったのが悔やまれる……。

 もうひとり演技巧者と思った(なんて言うと偉そうだけど)のがジョージ・マッケイ。彼は去年〈サンシャイン/歌声が響く街〉で観たときもいいなと思い、「これから注目の若手俳優」という紹介文に激しくうなずいていたのに、今回はあまりに雰囲気が違っていたので、実は最初、彼だと気がつきませんでした。〈サンシャイン~〉はアフガンでの兵役から帰ってきたばかりの若者役だったのに対し、今回は家族に自分の性的指向を隠しながら仲間との交流を深めていくゲイの役で、たぶん体のつくり方から変えていたんじゃないかな。本当に今後の出演作が楽しみ! 絶望的に役者の顔と名前が憶えられないわたしは、また観てから「彼だったのか!」なんてことがありそうだけど(苦笑)。

 あと、公式ウェブでは紹介されていないんだけど、この運動をきっかけに大学へ進学、のちに議員になるという主婦役を演じたジェシカ・ガニングという女優さんも存在感がありました。まだ若い女優さんのようだし、これからいろんな映画で会えるといいな。
 
 うっかり見逃してしまった方、二番館でもDVDでも機会があったらぜひ! わたしはとてもいい時間を過ごして、観終わったあとはなんだか力が湧いてくる感覚を味わいました。



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翻訳書ドミノ 第11回

(2015/06/18)

 きょうは翻訳書ドミノの第11回。ヒューゴ-賞つながりで『テメレア戦記Ⅰ 気高き王家の翼』へ。前回の『図書室の魔法』は2012年にヒューゴ-賞を受賞、『テメレア戦記Ⅰ』は2007年にノミネートされ(受賞は惜しくも逃したものの)、ヒューゴ-賞と同時に発表されるジョン・W・キャンベル新人賞を受賞しています。



 4月に本書が課題として取りあげられた読書会に参加したことはこちらの記事に書きましたが、読書会に向け、本書を再読しているあいだはほんとーに楽しくて幸せな時間でした。
 タイトルの「戦記」という言葉から予想されるとおり、戦闘シーンがあり、それは(人間が乗った)ドラゴン同士の肉弾戦だったりするので、読んでいてつらい場面もあります。でも、特にこの1巻はドラゴンと人間のあいだに心の絆が結ばれたらどんなにいいだろうという要素が、これでもかというほど盛りこまれ、ドラゴンのテメレアとその担い手である英軍将校のローレンスのファンにならずにはいられません。
 もうね、テメレアがかわいいのですよ。光りもの好きで、ローレンスに金鎖や宝石を贈られて喜ぶ様子とか。それは記憶に強く残っていたのですが、今回再読してみて笑えたのがローレンスのテメレアに対するメロメロぶり。あ、ちなみにテメレアは♂です。でも、ローレンスがテメレアを喜ばせるためにプレゼントについて秘密にしておこうとするくだりなどはほとんど恋人みたいですし、テメレアの飛行がほかのドラゴンより優雅だと喜ぶところはかなりの親バカはいってます。
 テメレア以外にも個性豊かなドラゴンが多数登場し、それぞれの担い手とたがいを思いやる様子がこれまたいいのです。担い手に恵まれなかったドラゴンも登場したりするのですが……。
 この担い手に恵まれなかったドラゴンもそうですが、著者ノヴィクは社会的に弱い立場にある者を描くことを忘れません。下に引用するのは、2巻『翡翠の玉座』からの一場面。この巻でテメレアとローレンスは英国からはるばる中国まで旅します。

もっと狭い裏通りに入ると、疲れきったようすの青いドラゴンがいた。絹製の輸送用ハーネスでこすれた傷痕がいくつもあるそのドラゴンは、うまそうに焼きあがった牛からは悲しげに目を逸らし、脇に置かれた焦げすぎの小さな羊を注文した。そして羊を隅に持っていくと、肉をゆっくりと味わい、内臓や骨までしゃぶり尽くした。
(『テメレア戦記Ⅱ 翡翠の玉座』p.410より)

 2巻でわたしの胸にいちばん強く焼きついたのはこの場面でした。中国ではドラゴンが階級や労働に見合った収入を得ているという設定で、この青いドラゴンは(苛酷な労働をしているにもかかわらず)あまりお金がないんですよね。こういう描写があるところも、このシリーズにわたしが強く惹かれる理由です。

 航空機がまだ発明されていなかったナポレオン戦争の時代、各国がドラゴンを擁して空軍を所有し、戦っていたという設定もユニークですし、楽しいだけでなく読み応えもあるシリーズです。ドラゴン好きはもちろんのこと、人間と人外キャラのバディものが好きな人にはなんとも言えない作品だと思います。

 ところで、福島読書会に関する記事で、参加者さんについて、最初、栃木と書いていたところをちょっと訂正しました。わたしの勘違いだった気がするので。もう地理はおそろしく苦手だし(東京含む)、記憶はすぐ曖昧になるしでほんと情けないです。


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Works 仕事

(2015/06/11)
 Twitterプロフィールからのリンク用に過去の仕事リストをまとめました。(最終更新:2023/9/23)

2023年
『幸運には逆らうな』ジャナ・デリオン著(東京創元社)


2022年
『どこまでも食いついて』ジャナ・デリオン著(東京創元社)


2021年
『ハートに火をつけないで』ジャナ・デリオン著(東京創元社)


『はじまりの24時間書店』ロビン・スローン著(東京創元社)


2019年
『生きるか死ぬかの町長選挙』ジャナ・デリオン著(東京創元社)


『ロイスと歌うパン種』ロビン・スローン著(東京創元社)


2018年
『ミスコン女王が殺された』ジャナ・デリオン著(東京創元社)


2017年
『隠れナチを探し出せ』アンドリュー・ナゴルスキ著(亜紀書房)


『ワニの町へ来たスパイ』ジャナ・デリオン著(東京創元社)


『ペナンブラ氏の24時間書店』ロビン・スローン著(東京創元社・2014年刊行作品の文庫化・全米図書館協会アレックス賞受賞作2015年本屋大賞「翻訳小説部門」第3位・全国大学ビブリオバトル2014グランドチャンプ本


2016年
『ジョージと秘密のメリッサ』(アレックス・ジーノ著/偕成社・全米図書館協会ストーンウォール賞・ラムダ賞受賞第20回やまねこ賞読み物部門第3位


2015年
『薔薇のウェディング』(スーザン・ブロックマン著/ヴィレッジブックス)


2014年
『ペナンブラ氏の24時間書店』(ロビン・スローン著/東京創元社・全米図書館協会アレックス賞受賞作2015年本屋大賞「翻訳小説部門」第3位・全国大学ビブリオバトル2014グランドチャンプ本



2013年
『ジューンブライドはてんてこまい』(クリスタ・デイヴィス著/東京創元社)


『夜霧は愛とともに』(クリスティン・フィーハン著/二見書房)


2012年
『感謝祭は邪魔だらけ』(クリスタ・デイヴィス著/東京創元社)


『凍てつく夜のささやき』(スーザン・ブロックマン著/ヴィレッジブックス)



『アイスマン 史上最大のサイバー犯罪はいかに行われたか』(ケビン・ポールセン著/祥伝社)


2010年
『愛がきこえる夜』(クリスティン・フィーハン著/二見書房)


『上手に人を殺すには』(マーガレット・デュマス著/東京創元社)


『ホット・ターゲット』(スーザン・ブロックマン著/ヴィレッジブックス)



『愛をささやく夜明け』(クリスティン・フィーハン著/二見書房)


2009年
『マン・ダイエット』(スーザン・イノックス著/ソフトバンククリエイティブ)


『何か文句があるかしら』(マーガレット・デュマス著/東京創元社)


『熱い風の廃墟』(スーザン・ブロックマン著/ヴィレッジブックス)



2008年
『プライドと情熱と』(エリザベス・ソーントン著/二見書房)


2007年
『シュガー&スパイス』(ビヴァリー・バートン他著/ヴィレッジブックス)


『週1時間の集中力があなたを変える!』(デイブ・ラクハニ著/ソフトバンククリエイティブ)


2005年
『闇を駆ける女神』(カレン・ハーバー著/ヴィレッジブックス)


『恋するA・I探偵』(アガサ賞受賞)(ドナ・アンドリューズ著/早川書房)


『母から娘へ贈る愛の言葉』(スーザン・ポリス・シュッツ/祥伝社)


2004年
『ハゲタカは舞い降りた』(ドナ・アンドリューズ著/早川書房)


『クルージングのなぞ』(ボックスカー・チルドレン・シリーズ29巻)(ガートルード・ウォーナー原作/日向房)


『心にトゲ刺す200の花束』(エリック・マーカス著/祥伝社)


2003年
『13羽の怒れるフラミンゴ』(ドナ・アンドリューズ著/早川書房)


『奇術師カーターの華麗なるフィナーレ』(グレン・デイヴィッド・ゴールド著/早川書房)


『good girls gone bad ~クレイジー・ガールズの過激なリベンジ』(ジリアン・メドフ著/Marie Claire日本版2003年9月号~2004年2月号に翻訳連載)

2002年
『油絵のなぞ』(ボックスカー・チルドレン・シリーズ24巻)(ガートルード・ウォーナー原作/日向房)


『仕事力―月曜の朝が待ちどおしくなる4つのステップ』(ダイアン・トレイシー著/アーティストハウスパブリッシャーズ)


『野鳥の会、死体の怪』(ドナ・アンドリューズ著/早川書房)


2001年
『庭に孔雀、裏には死体』(アンソニー賞、アガサ賞、マリス・ドメスティック受賞作)(ドナ・アンドリューズ著/早川書房)


1999年
『思い込みを捨てろ 人生は必ず変わる』(ウォーレン・バーランド著/主婦の友社)


1998年
『ダイアナ&ドディ~愛の日々』(ルネ・デローム著/日本文芸社)



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気仙沼のさんま寄席・続き

(2015/06/10)

 きょうは先日のさんま寄席の寄席そのもののことをメインに書きたいと思います。

 会場の気仙沼市民会館は昨年、億単位のお金を投入して改装したのだとか。座席の前もゆったりしていて(東京の有名な劇場のあちこちよりも)座りやすかったし、トイレも新しくてきれいで快適でした。
 寄席は糸井さんとさんま寄席実行委員会会長(&目黒のさんま祭の実行委員会会長)の松井さん、気仙沼市長、そしてホヤぼーや(気仙沼のゆるキャラ)によるご挨拶→志の彦さん(志の輔さんのお弟子さん)による「目黒のさんま」→サンドウィッチマンのコント→糸井さん、志の輔さん、サンドウィッチマンによるちゃぶ台トーク→休憩→志の輔さんによる「抜け雀」という流れ。
 志の輔さんとサンドウィッチマンを一緒のステージで観られるなんて、豪華だし、めったにないし、ほんと贅沢なイベントでした。サンドウィッチマンは芝浦工大の学祭で観たことあったけど、志の輔さんの高座はわたしは初めて。
 3.11の震災当日、サンドウィッチマンが気仙沼にいて、その後も東北を支援するための活動をしているのは有名ですよね。ちゃぶ台トークのコーナーで糸井さんから発表があったのですが、サンドウィッチマンのラジオ番組で継続している募金の額、4億円に達したんだとか。すごい。今回はコントの前に軽く気仙沼という土地そのものをいじって会場を笑わせたりしたのですが、どなたかが指摘されていたとおり、それは4年という月日が経過したからこそできるようになったことなんだよなあ。
 志の輔さんは前夜、東京での寄席を自分の出番が終わったところで抜け――そのためおみやげにフカヒレを催促されたとか(笑)――深夜に一ノ関入りしたとのこと。ことしのさんま寄席での演目は「抜け雀」。屏風から雀が抜け出る部分で6時の時報(東京だと5時に鳴るところが多い?)が外で鳴ったらしく、志の輔師匠は終演後にそこを気にしていたけど、わたしはぜんぜん気がつきませんでした。噺の世界に没入していたせいか、はたまた耳が遠くなったのか……。落語はそんなに回数行ってないのだけど、なぜか「抜け雀」と「天狗裁き」に当たる確率が高いわたくし。

 終演後には出演者からひと言ずつあいさつがあったあと、観客も含めた記念写真の撮影や志の輔さんによる三本締めがあり、最後まで楽しかった。記念写真、参加者は専用サイトからダウンロードできるのですが、拡大したらちゃんとわたしの顔も確認できました。観客1000人と出演者で一緒に記念撮影ってすごいですよね。

 今回わたしが気仙沼で会ったお店の人などはみなさんとても親切で、観光客と積極的に言葉を交わそうとしていらっしゃるように感じました。ただ、こういうイベントで県外から人がどっとやって来たりすることを、地元の人はどう感じているのだろう、みんながみんな「ウェルカム!」という気持ちではないのではとも考えたり。
 いっぽう、東京に住んでいる身としては震災から4年たつと、正直日常的には東北のことを考える機会が減っている気がします。震災後しばらくは、東京の特に被害が出なかった場所でも首都ならではの異様な雰囲気が漂っていたように感じたし、東北に思いを馳せるときも切実さがあったと思うのですが。
 そんなわたしからすると、ほぼ日のさんま寄席は東北に気持ちを向けなおすひとつのいい機会になりました。
 あとね、ほぼ日の乗組員さんたちはウェブサイトから感じられるとおりにほんと元気で、見ていて/接して気持ちのいい方たちでした! そんなわけで、また日程が合えば、さんま寄席はぜひまた参加したいと思っています。ツリーハウスにも行ってみたいですしね!


ホヤぼーや (800x450)
↑ホヤぼーや、着ぐるみもかなりラブリーでしたぞ。


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気仙沼さんま寄席

(2015/06/02)

 5月30日〈第3回気仙沼さんま寄席〉に行ってきました。第1回から行ってみたい気持ちはあったのだけど、日程が合わず。今回は大丈夫だったので、日帰りのサメコースというツアーに申しこみました。国内でツアーに参加したことってもともとあまりなく、すぐに思い出せるのが高校入学祝いに姉に連れていってもらった北海道旅行。そんなの30年以上前やん! なんてことはさておき、今回はさんま寄席の特にツアーに関する面について感想を少し。

 わたしはひとりでの参加。ほかのコースはわからないけど、サメコースは40人強のうち半数ぐらいがひとりでの参加だったかなという印象。あ、さんま寄席のツアーはどのコースも添乗員さんつきです。で、一ノ関→気仙沼のバスのなかで添乗員さんが訊いたら、10名超が2回目もしくは3回目の参加というリピーターさんでした。なかなか高いリピーター率ですよね。ただわたしがバスで隣り合わせたり、自由行動の時間、途中一緒に行動したりした人はみなさん初めて組でした。
 行きの新幹線は7時16分東京発。しかし、集合は6時半と早く……これがツアーのつらいところ。当日の朝は寝坊しないように緊張しました。
 集合場所でそれぞれのコースのちっこいカンバッジを渡されます。

サメツアーバッジ

 これ、便利でした。自由行動後の再集合の際とか、駐車場にはいっていくとすぐほぼ日スタッフの人が「何コースですか? あ、サメですね」とバスの場所を教えてくれたり。お昼を食べているとき、話しかけてきた人もこのバッジに気づいたんですね。わたしはバッジをしていることをすっかり忘れていたので、最初「どうしてそんなに確信をもって話しかけられるの? きょうここへ来てる観光客はほとんどほぼ日ツアーの人だろうけど」とか思っていたのでした(笑)。
 そうそう、さんま寄席の観客は1000人中800人が県外からの参加者だったそうです。800名のうちどれぐらいがツアーを利用したのかわかりませんが、JTBからしても大きなツアーだったはずですよね。

 気仙沼に到着すると、やはりまず港が壮観でした。特に船がずらりと停泊している光景が! サメコースは気仙沼についてからの自由時間が寄席の前に3時間半ほどあったので。わたしは復興屋台村でお昼を食べたり、気仙沼ニッティングのお店〈メモリーズ〉へ行ったり、港のそばを歩いたりしました。
 歩いていて感じたのはさら地が多いなあということ。当然と言えば当然なのですが……。第1回のさんま寄席のときはどんな光景が広がっていたのだろうと考えてしまいました。
 〈メモリーズ〉は復興屋台村の近くということしか確認していかなかったため、最初は場所がわからず。お昼を食べたところで会った一泊コースの人にそのことを話したら、その人も行ってみたいというので、一緒にお店を目指すことに。「わたしも方向音痴なんです~」とおっしゃっていたけれど、彼女がタブレットで位置確認などをしてくれたおかげでたどり着けた感強し(笑)。高台の住宅地にあり、地元の人も場所は知らなかったりするようです。こっちでいいのかなと立ち止まっていたら、坂道おりてきたほぼ日ツアー参加者の若者たちが「こっちっすよー、最後はすごい細い道はいるんで、そこ間違わないように」と教えてくれました。
 〈メモリーズ〉のセーター、オーダーものは17万円ほどとお高いけど、編みものが得意だった人がきちんとプロの指導を受けて編んでいるのだし、もろもろ考えると妥当な価格設定なのではとわたしは思います。実物に触れてみると、思っていた以上に軽く、着心地よさそうでした。

 自由時間後はバスで市民会館へ移動し、寄席を堪能。寄席についてはまた別記事で書きたいと思います。
 寄席終演後はふたたびバスで一ノ関へ。バスに乗りこむと座席にはすでに斉吉商店の二段重ね弁当が用意されていて、このお弁当がおいしかった~! わたしはバスのなかでいただきましたが、一ノ関に着いてからももともと1時間弱、時間があったのでそこで食べている方もいらっしゃいました。
 もともとと書いたのは、さんま寄席当日に小笠原で震度5強の地震があり、帰りの新幹線の一ノ関着が10分ちょい遅れたのです。その後仙台で1時間ほど運転見合わせになり、23時44分の予定だった東京駅到着は25時半近くに! まあ疲れましたけど、仙台出てから1時間ぐらいは車内で眠れたし、ツイッターでつぶやいたら相互フォローの方々に励ましていただけたのでありがたかったです。お弁当食べたあとで満腹で、お腹が空いたとき用のお菓子やお茶などを持っていたことも落ち着いていられた理由かも。車掌さんからは状況のお知らせが逐一ありましたしね。ただ「この安全確認には30分を要し、運転再開の目処はたっていません」と聞いたときは、「な、何時に帰れるのだろう……」と不安になりましたけど。
 新幹線が東京に近づくと、添乗員さんはホテルに泊まりたい人がいるか確認してまわっていました。ハプニングなくてもたいへんなお仕事のはずだけど、こういうときは特にたいへんだよなあと思いつつ感謝でした。
 JTBツアーデスクとほぼ日の連名で本日、ご挨拶のメールが送られてきたのですが、わたしとしては今度のツアーに参加してよかったなと思っています。日程の関係もあるので、毎回は無理かも&また日帰りになってしまうかもだけど、さんま寄席ツアーはリピートしたいです。

プロフィール

島村浩子

Author:島村浩子
東京下町在住の翻訳者。ミステリ・ロマンス・ノンフィクション・児童書など訳してます。本のほかに映画・洋楽・ミュージカルが好き。
Twitter: @rhiroko
Instagram:@reepicheeph
Fedibird(マストドン):@rhiroko
Bluesky:@rhiroko
タイッツー:@rhiroko
訳書一覧はWorks 仕事をご覧ください。

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